購入後の後悔を防ぐ、PCを選ぶコツ

パソコン選びは用途から考える

一人暮らしをする時に持っておくと便利なのがパソコンです。
普段の生活ならテレビとスマホがあれば十分という人もいるかもしれませんが、会社に勤務をしていたり、地域での活動に参加をする機会があるならパソコンがあるとかなり生活が便利になります。

しかし家庭向けパソコンは既に技術的に飽和状態となっており、必ずしも最新モデルでなければ不便というわけではなくなっています。

ハイスペックパソコンを新品で購入しようとすれば数十万円はかかりますが、一方で中古モデルやロースペックモデルを選べば1万円台から購入ができたりします。

パソコンを選ぶ時には用途に応じて使い分けをしていくことが大切です。
もちろん予算が許すならできるだけハイスペックのものを選ぶのがよいですが、特に負担のかからない使い方をするのであれば安いモデルでも十分です。

パソコンはただ漠然と選ぶのではなく、自分がどういったことをそれで行うかということをしっかり考えておきましょう。

安い数万円程度の製品でもメールやインターネットサイトの閲覧くらいしか使わないという人なら十分です。
ただしとにかく安く買いたいとしてヤフオクなどで個人から安いものを購入してしまうと、すぐに故障をしてしまったり、故障をしたものを修理するのに高い金額がかかるということがあります。

ジャンク品であってもパソコンにかなり慣れた人なら自分で部品を交換したり再インストールをしたりといったように修理対応ができます。

初めてパソコンを購入する人やあまり自分で分解をするのが得意でないという人は、安さだけで選ぶのではなく「リフレッシュPC」などメーカー保証がついているものを選ぶようにするのがいいでしょう。

ゲーミングパソコンはどのくらいのスペックが必要か

格安パソコンではなく慎重に選ぶ必要があるのがパソコンを使って「ゲーム」や「動画編集」「楽曲制作」といったことをする場合です。

もちろん自宅でサーバーを構築したり、プログラミングを作成したりといった場合にはより高スペックのものを選ぶ必要があります。

ゲームや動画編集をする時にはサウンドボードという画像や音声を出力するための高性能パーツが必要となり、CPUも高性のものを選ばなくてはいけません。

CPUとはパソコンの中央演算処理装置という頭脳に当たる部分で、この性能がパソコンの価格を大きく変化させていると言ってもよいです。

同じCPUのモデルであっても製造年月日やバージョンにより性能も大きく異なってきます。
一概には言えませんが自宅でゲームや編集をするなら、金額的には10万円以上の「ゲーミングパソコン」といった名称で販売されているモデルで選ぶのが良いでしょう。