大阪梅田のボリューム満点の洋食屋
「大阪で一番乾杯が似合う場所」というキャッチフレーズもある、市内随一の飲食店街が新梅田食道街です。
新梅田食道街は大阪市北区角田町にある飲食店街のことで、JR大阪駅東側にある阪急百貨店と阪急梅田駅の間のガード下にあります。
この新梅田食道街には全部で100店舗以上の飲食店が立ち並んでおり、日本一の安ウマ飯街である大阪を象徴する場所と言えます。
2015年には老舗串カツ店である「松葉」が大阪市により強制撤去となるなど行政的な問題も報道がされましたが、現在もなくなることなく飲食街は営業を続けています。
新梅田食道街には幅広い種類の飲食店がありますが、その中でも最も人気が高いのは洋食店です。
「おおさかぐりる」もそんな洋食店の中の一店であり、ボリューム満点ながら本格的な洋食メニューを数多く取り揃えています。
これまで何度も大手メディアから取材を受けており、人気メニューの「ボルガ」はお店のオリジナルとして大阪市内で広く知られているところです。
メニューには「ボルガ定食 830円」とあり、大きなオムライスの家にとんかつがまるまる一枚乗せられています。
オムライスの周囲にはたっぷりとデミグラスソースがかけられており、まさに昭和のてえ異色メニューという風格を感じます。
ちなみになぜ「ボルガ」なのかというと、ロシア西部を流れるボルガ川の風景を意識したもので、大きな河川に船が浮かんでいる様子を表現したのだそうです。
ただしオムライスは昭和風ではなく半熟ふわとろの今時の味となっており、滑らかな卵の風味に絶妙の辛さのデミグラスソースがいい塩梅でハーモニーを奏でます。
ちなみに「おおさかぐりる」ではごはんおかわり無料ということなので、とにかくお腹いっぱい食べたいという若年層にとってはありがたい限りです。
ボルガ以外にも定番メニューがおすすめ
「おおさかぐりる」ではその他にも洋食屋のメニューが数多く提供されています。
「サービス定食 830円」もボルガ定食に並ぶお店の看板メニューであり、とんかつ、ハンバーグ、エビフライを一枚のプレートに乗せています。
ちょっと珍しいのがハワイ料理で人気の「ロコモコ 930円」で、ワンプレートの上にエビフライ、ハンバーグ、オムレツ、ビーフカツに味噌汁がついてくるというこちらもボリューム感たっぷりです。
ハワイらしさの演出でしょうか、ハンバーグの上にパインが乗っかっているというところがちょっとかわいらしいです。
なお大食い自慢の人のために「ボルガ大盛りチャレンジ」という企画もあります。
初心者にはおすすめしませんが、最初から何度もおかわりをするつもりで訪れる方ならチャレンジをしてみるのもよいと思います。