贈り物の重さ~贈り物の正しい購入方法がわからない

初めてのデートでの贈り物

僕は、初めてのデートで彼女に好きな香水を贈った。
彼女の好みを知っていたたから、その香水を選んだんだ。

ブランド物エルメスの香水。

しかし、彼女はあまり嬉しそうではなかった。

なんで喜んでくれないんだろうと思ったが、2つ思い当たることがあった。


1つは、彼女にとってブランド物の香水という値段が高すぎるものを貰うのに躊躇してのかもしれないと考えられた。

もうひとつは、まだ出会ってから1月しか経っていなくて、実際にデートしたのはわずか3回目だったことだ。
次回はもう少し控えめな贈り物にしようと思った。

思い出の場所でのプレゼント

その後なかなか会えるチャンスができなくてしばらく時間が経ってしまった。

季節が過ぎて暖かくなったため、彼女も出かける気分になったらしく海岸デートの約束にこぎつけた。

必ず2人の思い出の場所にしたいと思って計画を立てた。
そして僕は、その場所で彼女に手作りのアクセサリーをプレゼントした。

知り合いのアクセサリー制作をしている女性の先生のワークショップに通い作り上げたものだ。

先生の「きっと喜んでくれるはずですよ」という言葉に背中を押され、思い切って渡した。
しかし、彼女は驚いた様子もなく、何も言わなかった。

その時自分の思いが伝わっていないのかもしれないと、とても不安になった。

贈り物を通じた想いの伝え方

僕は、彼女の誕生日にもう一度高価なブランド品を贈った。

女性なら誰もが喜ぶはずのブランドバックだ。

しかし、彼女は「こんなものをもらっても嬉しくない」と、とうとう口に出して言ってしまった。
僕はショックを受けたけど、それで目が覚めた。

彼女は物質的なものよりも、自分の想いを行動で示すことを理解したのだ。

行動で示す愛情

僕は、彼女の好きな料理を作って彼女を招待した。
しかし、彼女は「まだ分からないの? 私が一緒にいたいのは、あなたの料理ではなく、あなた自身だから」と言う。
贈り物や料理で愛情を表現しようとしいたが、それが伝わらなかった。
僕は、自分自身をもっと大切にし、彼女に優しく接することが必要だとその時ようやく気づいた。

家族への贈り物

僕は、彼女の家族にも気を使って、贈り物を用意した。
しかし、彼女の両親からは「あなたには娘を幸せにする能力がない」とストレートに言われてしまった。
僕は落ち込み、自分が真剣に彼女と結婚したいという想いを伝えることができなかったことを後悔した。


僕が彼女に贈った贈り物や行動は、全て彼女にとっては重すぎたり、彼女が望んだりしたものは何ひとつなかった。


彼女が欲しかったのは、僕自身が彼女にとってのプレゼントであり、直接的な愛情表現であった。
僕は、そのことを理解することができず、彼女にとって辛い想いをさせてしまったのかもしれない。

さよならプレゼント

結果的に、僕の思いは伝わらず、彼女にフラれてしまった。

香水も手作りのアクセサリーもヴィトンのバッグも全てのプレゼントを返却された。

捨ててしまおうと思ったけど、誰かが喜んで使ってくれるかもしれないのでブランドものは買取に出した。👉ブランド買取専門店

そして手作りのアクセサリーは海に投げ捨てた。

物には罪はないのになんでこんなことになってしまったのだろうと購入した自分にも腹が立ってきた。


今回の失恋から、高価なものでいいわけではなく、相手の気持ちや望みを考慮したプレゼントや行動が重要であること、そして相手に自分の気持ちを伝えることが必要であることがわかったが、本当に女性深い。

贈り物の正しい購入方法を教えて欲しい。