気分も快適に!規則正しい生活を送る為のポイント6点

夜型の生活による健康への悪影響

一人暮らしをしている人などは特に、気がつくと夜型の生活を送ってしまっているということがよくあります。
夜型生活は健康面に非常によくない影響を与えるもので、長年そうした生活をしていると取り返しのつかない重大な疾患を発祥してしまう原因になります。

規則正しい生活というのは本来の人間の生活サイクルに適したものであるのですが、それは漫然と生活をしていれば自然とそうなるのではなく、自力で維持しようとしていかなければいけないものです。

そこでまずなぜ夜型の生活が体によくないかということから説明をしていきます。
過去の統計によると、夜型の生活を送っている人はそうでない人と比較して発がん率が上昇する傾向にあります。
またうつ病の発症率も高くなり、肥満による生活習慣病も発症することが多くなります。

女性の場合は夜型の生活をしていくことで妊娠しにくい体質になってしまうこともわかっており、ホルモンバランスが崩れてしまうことから肌荒れや生理不順といったことも出てきてしまいます。

人は就寝中に体内の状態を整える作業を行いますので、本来眠っているはずの時間帯に起きている夜型の生活では、ホルモンの分泌サイクルが狂ってきてしまうので、男性でも女性でもぼんやり集中できない状態になったり慢性的なだるさを感じるようになってきます。

毎日の生活でチェックしていきたい6項目

そうはいっても現代は夜間の誘惑の多い時代ですので、ついつい夜更かしをしてしまったり、夜遊びをしたくなってしまいます。
そこで夜型生活から朝型に立て直すために以下の6点を注意して実践をしていってもらいたいです。

1.寝る前にパソコンやスマホなどのブルーライトを目に入れない
2.寝室や寝具を温かくしておく
3.昼間に適度な運動をする
4.食べ過ぎを防ぎ、夜食は控えめにする
5.とにかく目が覚めたらすぐに部屋に明かりを入れる
6.お酒の力で眠らない

上記のことは睡眠の質を高めるために広く実践されているごく当たり前のことなのですが、真面目に全て実践するだけでかなり高い効果があります。

大事なのは夜決まった時間に眠くなるという生活サイクルを作っていくということです。
寝室の環境や、寝具の見直しを行って入眠しやすい状態を作りましょう。

また毎日の生活で過度のストレスを感じていると、体全体の筋肉が緊張のために硬直化してしまうので、夜になっても緊張状態が解けずそれが睡眠不足へ続く原因になってしまいます。

体の具合が悪いと感じたらまず仕事と少し距離をとってみて、数日ゆっくり休むようにしてみましょう。
夜型から朝型に時間を変えるのは一日二日で簡単にできることではありませんので、生活習慣を長期的に改善していくという長い目でみた努力が大切になってきます。